新聞に「婚約者求む!」の欄がある!?ユニークなインドの婚活事情!

 

「インドの婚活」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?

カースト制度の関係で「お見合い結婚がいまだに多い」と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

インドではお見合い結婚が約80%以上を占めていると言われています。

田舎の方ではまだまだ同じカーストもしくは同じ宗教同士でないと結婚できない、といった制約もあります。

親が子どもの結婚相手を決めて相手に会うのは結婚式当日…ということもあるんだとか。

 

ですが、最近のインドの婚活は多様化しているようです。

インドの発展した都市を中心に、恋愛結婚が増えてきています。

教育を受けている人や、都市部に住んでいるインド人はカーストや宗教を気にせず、恋愛結婚することが許されている人も多いのです。

 

 

インドの結婚相手を探す方法でとてもユニークなのが、雑誌や新聞を媒体にしているというところ。

日曜日の新聞の一角に、「結婚相手求む!」と言わんばかりの「求婚欄」となるものがあります。

ここにはどういう相手を探しているのか詳細が載っており、

「身長はこのくらい、収入が安定している、大学卒業している」など、

求める条件で小さい欄はびっしりと埋まっています。

 

それを広告として載せた人のもとには、次の日大量の手紙が届くんだとか。

 

近代化とともにネットも普及してきたインドですが、近年盛り上がっているのがネットを介してパートナーを探す「お見合いサイト」

これに登録する若者が増えています。

その中でも、インドでは婚活アプリ ”Shaadi.com” が大人気なんです。

 

 

このページで自分のプロフィールを作り、相手を探すのですが、

多様な文化・宗教があるインドならでは!と思わされる工夫がなされています。

 

まずは自分が探している相手の「性別」を選択し、

「〇〇歳〜〇〇歳」と許容範囲の年齢を選び、

そのあとに選択できるのが相手の「宗教」。

そして、最後は「母語」。

 

「宗教」のところには、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教、シク教、ゾロアスター教、ジャイナ教、仏教、ユダヤ教、無宗教、スピリチュアル、その他、と11個の選択肢から選べます。

 

ちなみに、インドではヒンドゥー教徒79.8%を占め,それに続いてイスラム教徒14.2%,キリスト教徒2.3%,シク教徒1.7%,仏教徒0.7%,ジャイナ教徒0.4%という構成になっています。(外務省より)

「母語」のところには、なんと68もの選択肢があるんです。

ヒンディー語を筆頭に、アッサム語、ベンガル語、グジャラート語、テルグ語、マラーティー語、タミル語、カシミール語、サンスクリット語…。

この選択肢の多さは、少なくとも30ほどの異なる言語があり、2000前後の方言があるインドならではですね。

 

 

500万人ものカップルが誕生していると書いてあります。幸せそう!

 

多宗教そして多民族国家であるインドのニーズを満たしているため、人気を博しているんですね。

 

インドでは13億を越える人口の中で、結婚最適期にある若者の数は4〜5万人にも上ります。(The economistより)

 

人口が増えていく市場で、結婚産業もこれからもっと盛り上がるのではないでしょうか。

多くの人が幸せになれる結婚が増えてほしいですね!

 

 

参考

The economist

外務省 インド 基礎データ