インドでホウ・レン・ソウのある組織づくりを目指すには?

こんにちは!関野です。

さて、みなさんお待ちかねの「パッション関野の採用&人事 お悩み相談室!」

14回目の今回は、 「社内のインド人のホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)が上手く浸透しない」 というご相談を受けました。 日本のビジネスの世界では、常識とされているホウ・レン・ソウ。 インドで、なぜなかなか浸透しないのか、どうすれば浸透するかについて考えていきます。

 


インド人とのコミュニケーションの中でどう伝えていくか

 

相談者:インド人部下がホウレンソウをしてくれないので、 なかなか現場の状況把握ができなく困っています。
現在インド人の部下が5名いるのですが、なかなかコミュニケーションが取れずに、彼らが何をしているのかが把握できません。ちゃんと定期的にレポートを挙げるようにと言っているのですが、定着しません。
(35歳 メーカー営業 管理職)

 

関野: ホウレンソウのメリットをしっかりと伝えて、自分のためであり、業績向上(評価)にもつながることを理解してもらいましょう。

日本式マネジメントの代表格である「報告」「連絡」「相談」の略語ホウレンソウ。日本で一定期間ビジネスを経験された方は、当然の感覚でインド人部下にも求めます。ですが、インド(他国も含め)にはそもそもそのような文化はないことを認識してください。
インドでは、非日系企業からの転職者は特に、「自分の専門スキルが不十分で自信がないから、上司にお伺いを立てている」と思われたくないと考えるのが一般的です。ですので、例え頻繁に上司に報告・連絡・相談をしたとしてもマイナス評価にはならないし、逆に上司は現場からのリアルな状況や暗黙知が理解できて助かることを伝えてください。

また上司から仕事の進め方のアドバイスをすることもできるので、あなたの業績向上のためにも大きなメリットであることを伝えてください。

 

相談者: なるほど、ホウレンソウが常態化すれば、部下の営業状況の把握不足による突発事故を防ぎやすくなるかもしれませんね。


関野:そうですね、特に悪い情報こそ、素早く隠さずにホウレンソウすることの意義を伝えてください。
人は、まずいレポートを上げることは自分の評価に影響するから黙っていよう、ばれなければ大丈夫、と考えがちです。しかしもう火消しがどうにもならない状況になってからでは遅すぎます。なので、悪いレポートこそ、率先してレポートをして欲しいと伝えましょう。その際には、ご自身の経験談を話すといいです。

例えばですが、「昔、自分のミスを隠してしまったから起こった大事故があって、大変反省したことがあってね。それからは率先してミスが起こった場合はすぐにレポートするようになった。大きな事故にもならないし、誠実さが評価をされていまではマネジメントを任されるまでにビジネスパーソンとして認められるようになったんだよ」、というようなのはどうでしょうか。ご苦労は諸々あるかと思いますが、是非一度トライして頂ければと思います。


 

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