インド就職を考えている方からよく聞かれるのが、「インドの現地採用のお給料ってどのくらいなの?」ということ。
今回は、インド就職を視野に入れている人は気になるポイント、インドの現地採用で働く場合の給与・貯金事情をお伝えします!
インドの現地採用の給与!実は貯金がしやすい?
インドで就職をする外国人には、年間 INR1,625,000以上の支払いが義務付けられているんです。(※ただし日本語教師など一部の特定職種を除く)
そのため、必然的にその額が最低基準になります。為替の変動にもよりますが、日本円にすると260万円前後です。日本の新卒の方のお給料に相当します。そのため、最近ではファーストキャリアをインドで始める人も増えています。
そして、この額はインド人のホワイトカラー平均給与の約3倍。インドで生活するには問題ない水準です。さらに経験やスキルによってはプラス評価され、400〜500万円の給与提示がされることも。
また、インドは物価水準が低いため、物価の高い日本と比べて貯金がしやすい環境であるといえます。

あるインド現地採者の給与と生活費
年収がVISA基準(1625,000ルピー)とした場合、月の収入は約14万ルピー(約216,000円)。
税金などが引かれ、実際手元に残るのが約10万ルピー(約16万円)ほどです。
所得額と税率は、JETRO(日本貿易振興機構)によると、
- 250,000以下:0%
- 250,001~500,000:25万ルピーを超える所得の5%
- 500,001~1,000,000:50万ルピーを超える所得の20%
- 1,000,001以上:100万ルピーを超える所得の30%
VISA基準の場合、「1,000,001以上:100万ルピーを超える所得」に該当。
但し、企業により課税・非課税の対象は異なるため、実際の税額は企業により異なります。
そこから、家賃3万ルピー、光熱費3000ルピー、通信費2000ルピー、食費1万ルピー(自炊の場合)、交通費5000ルピー、交際費1万ルピー、その他(習い事・趣味)1万ルピー、合計7万ルピーを引くと、3万ルピー(約4万8千円)の貯金が可能です。

※1ルピー=約1.6円にて換算
貯金したお金の使い道

貯めたお金は使うべきなのでしょうか?
若いうちは、自分の可能性に投資し続けよう
by ミライスト関野
若いうちは、実績を積むことができる環境に身を置くこと、そして経験に投資することが何よりも大切です。自分に必要だと思う経験は、お金を出してでも積極的に買うべき。
というのも、長期的に見てその経験が将来の選択肢を豊かにしてくれるためです。
インド現地採用の方で多いのは、
- 英語レッスンで英語の上達を目指す!
(英会話スクールの値段は日本と比べて安いです) - 趣味の幅を広げる!
(就業後や休日にヨガやボリウッドダンスなど、習い事をする方も!) - 多国籍の友達作りや色々な飲み会に参加!
(たくさんの出会いがあり、人脈が広がります) - 体を鍛える!
(日本よりも安くジムに通うことが出来ます)
自己成長に繋がる機会に投資をすると、しっかり自分に結果が返ってきます。
インドでは、日本では出会えない人や経験できないことが多くあります。
ぜひ、インド就職・インド転職をした際は、自己投資して下さい!
インドで現地採用者として働くとは?現地採用のメリットやその後のキャリアとは?