みなさん、インドの気候や天気についてどのようなイメージがありますか?

インドは年中灼熱の太陽に照らされている…と思っている方も意外と多いのでは。

でも、そんなことはないんです!

というのも、実はインドの国土面積は世界第7位。そして、日本の国土の約9倍もあります。広大な土地を誇るインドには、ヒマラヤ山脈付近の冷涼な地域から、マンゴーが採れる熱帯地域まで、気候は場所によって様々。

今回は、インドで就職する人が多いデリー・グルガオンの気候をご紹介します!

季節は3つに分けられる!

デリー・グルガオン地域の季節は大きく分けて3つあります。

「暑季(夏)」、「雨季」、そして「乾期(冬)」です。

そしてデリーはインド北部かつ内陸にあり、温度差が大きい地域なんです。

暑季/夏(4月〜6月)

とにかく暑いです。最高気温は50℃にまで達します。

服装は半袖でも大丈夫ですが、じりじりと焼けるような日差しにはスカーフが1枚あると強い日差しもだいぶ防げます。日焼け防止のためにも、薄いカーディガンがあるといいかもしれません。

また、サングラスや日焼け止めはあったほうが◎
インドでも買えますが、日焼け止めなどはお肌に合わない場合もあるため、日本から持ってくるのもいいかもしれません。

水分補給もこまめにしてください!持ち歩きできる水筒があると、とても便利です!

雨季(7月〜10月)

雨が多くなり、湿度が高くなる季節。

暑季よりも気温はぐっと下がりますが、スコールと呼ばれる一時的な豪雨に見舞われます。スコールは日本の梅雨とは違い、長い時間降るような雨ではなく、集中的に降る大粒の雨。

水はけが悪い道路だと移動することが困難になるほど水浸しになってしまうこともあります。急に雨が降ってくるため、レインコートや傘はあったほうがいいでしょう。

また、オフィスやモールの中は冷房で冷えていることが多いので、雨に濡れたあと風邪を引かないようにして下さい!軽く羽織ることのできる薄手のジャケットなどがあると便利です。

また、この時期には暑さでやられていた蚊も活発になります。蚊に刺されないよう、袖の長い服を着たり、虫よけスプレーがあると安心です。

乾期/冬(11月〜3月)

乾期には雨はあまり降りません。最高気温は20℃前後で、12月〜1月には10℃近くまで下がるので、ジャケットやセーターが必要になってきます。

また、冬のデリーでは濃霧が発生します。朝は霧が濃くて遠くまでは見えないことも。空気が悪くなることも多いので、マスクはあったほうがいいです。インドでもマスクは売っていますが、日本で売っている質の高いものがおすすめです。

また、喉を癒やしてくれるのど飴もあったら嬉しいですね。

そんな冬におすすめしたいのが、チャイ!インドのチャイは、ミルクと砂糖たっぷりで、スパイスも多く入っています。色々な種類のスパイスがあるのですが、ジンジャーやシナモン系のスパイスもポピュラーで、冬にはチャイを飲むと身体がぽかぽか温まります。冬にはぜひお試し下さい!

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インドではよくある「ほこり」「もや」!?

日本ではあまり見ない天気ですが、インドの天気で覚えておきたいのが、「ほこり」「もや」です。
英語だと「dust」「haze」と表記されます。

冬になると、たまに「薄霧」「煙霧」「ダストストーム(砂嵐)」というのも出てくるので、
その際にはマスクの着用をおすすめします!

デリーの気候
デリーの気候

 

まとめ

いかかでしたか?
広いインドの中でも、デリー・グルガオンの天気をご紹介しました。

インドで生活しようと考えていらっしゃる方、インドは暑いと思って持ってくる服がすべて薄着だった!ということがないようにご注意下さい!

実際、3月にインドに来た際に半袖と半ズボンしか持ってこなかったMiraistメンバーがいて困っていました。とは言っても、デリー・グルガオンには充実したモールが多くあるので、足りないものはすぐに買うことができます!