世界を不安の闇に包んでいる新型コロナウイルス。
この波はいよいよインドにもやってきました。
インドでは、このコロナウイルス感染者はケララ州のみで3名にとどまっていました。
しかし、2020年2月インドデリーで感染者が出たというニュースに衝撃が走りました。
3月11日現在、インドでは計60例の感染者が確認されており、日に日に増加しています。
今回の記事では、インドでのコロナに関する最新情報をお伝えします。
インド国内のコロナ感染状況
インドの新聞記事The Times of Indiaがインドでのコロナ感染者数が合計60件になったと2020年3月11日に発表しました。
この中にはインド人運転手とイタリア人観光客が含まれていると言います。また、デリーの横にあるウッタル・プラデーシュ州にあるノイダ、テランガナ,デリー,グルガオン,ケララ,ジャンムカシミール,タミルナードゥ,ラジャスタン、パンジャブから感染者が出ています。
また、インド人にもコロナウィルスに対する意識の変化が表れてきており、数日前まで大気が淀んでいる時すらマスクの着用をしていなかったインド人が一斉にマスクを着け始めました。メトロの中でも簡易マスクではなく本格的なマスクをつけている人が目立っています。
Miraistの入っているグルガオンのオフィスでは体温チェックが始まり、いよいよインドにコロナウイルスの波が押し寄せてきたという事を実感させられます。他企業では、リモートワークを始めた所もあります。
このコロナウイルスの拡大に伴い、インドのモディー首相はヒンドゥー教の春の祭典であるホーリーに参加しない意向を示しました。
インド 各種VISAの取得状況
通常ビザ、e-VISA(電子ビザ)
在インド日本大使館は、3月3日、インド政府は、イタリア・イラン・韓国、日本の国籍者に対して 3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及び e-Visa)は無効となるとし、インド国内での感染を防ぐために入国を一部制限する意向を発表しました。
やむを得ない理由でインドに入国する必要がある人は、最寄りのインド大使館、インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとしています。
また3月3日以前に発給され、現在効力が停止されている全てのビザは、一時的な停止期間が終了すると有効になるとのことです。必要書類については、在日インド大使館ホームページにて確認ができます。
到着時VISA(Arrival VISA)
朝日新聞によると、日本人の入国制限は2020年2月末、インド到着時のビザ発給を一時停止しました。
この時の対象は主に観光客でしたが、今回の日本人のビザ発行の制限により駐在や留学などの長期滞在者も対象となりました。
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インドのコロナ情報はどこで収集可能か?
こちらの下記リンクでは常時インドでのコロナウイルスの最新情報が開示されます。是非参考にしてみてください。