インドではどうやって移動するの?とよく聞かれるのですが、
ずばり、Uber(ウーバー)です!

Uberは、アメリカ発の配車サービス。
スマホひとつで、いつでもどこへでも行けてしまう、とても便利で画期的なアプリです。

都市部にはメトロやバスもありますが、駅から目的地まで炎天の中歩くのは大変…。インドではUberがないとやっていけません。

乗車位置と目的地を入力し、見積もり料金を確認して、確定ボタンを押すだけで、完了!近くにいるドライバーとマッチングされ、早いときには数分後にドライバーが目の前に来てくれます。

インドでの移動手段はオートリキシャやバイクが主流だと思っていた方、この機会にぜひUberの魅力を知っていただければと思います!

今回は、インドでUberを利用する5つのメリットをご紹介します。

1,安心・安全 

安心・安全

まずは、Uberのドライバー情報の透明度の高さがあげられます。
というのも、ドライバーの顔写真と名前、ドライバーの評価、車両ナンバーが表示されるので、安心して配車することができるんです。

また、ルート通りに走っているのかもオンラインで常に確認できるので安心です。

これまでの乗客からの5段階評価★★★★★をひと目で確認することができるのですが、乗客側も同じように評価されます。乗客側の評価が高いと、評価の高いドライバーとマッチングされる仕組みになっています。

【2020年1月10日追記】
インドにおけるUberの安全機能に不規則な乗車状況のチェック、乗車時の認証コード機能が新しく導入されました!
この機能により、乗車前に4桁の認証コードの提示が必要になり、正しい車に乗っているかどうかを確認できるようになりました。また長時間の停車など、通常とは異なる状況が乗車中に発生した場合、Uberから問題があるかを確認する連絡が入ります。

インドの安全レベルが上がることは乗客にとって嬉しいですね!

2,快適

photo by Uber

車種が選べることも特徴のひとつです。

数人で乗りたいときは、大きめの車を選ぶことができ、快適です。また、インドではまだまだ道が舗装されていないところも多いので、でこぼこしている道をオートリキシャやバイクで長距離走ると少々身体が痛くなります。

砂埃や急な雨に見舞われることもあるので、口に当てるタオルやレインコートが時に必要になるのですが、Uberなら、心配無用!

でこぼこ道も、砂埃や雨も気にすることなく移動することができます。

暑い日にはクーラーを付けてくれる方もいるので、とても快適。

3,値段交渉が不要

photo by New York Post

インドでは場所によってはぼったくりが多く、明らかに高い金額をふっかけられることもしばしば。

「乗る前は50ルピーと言ってたのに、降りる時には100ルピー請求された」
「謎のチャージ料を取られた」
「お釣りが返ってこない」

といったことは日常茶飯事です。

値段交渉しようとしても、人によっては母語(ヒンディー語やタミル語)しか話せない人もいるため、英語がまったく通じないことがあります。

一方で、Uberなら乗る前から見積もりが出ていますし、事前にクレジットカードの情報を登録しておけば現金を使う必要もなく、目的地に着いたら降りるだけ。

またぼったくられるかも…とストレスを貯めることなく、スマートに移動できます。

降りた後には登録したメールアドレスに領収書が自動的に送られ、今までの履歴を見ることもできます!

4,時間とお財布と相談しながら選べる

photo by fonearena 

Uberには「UberPOOL」という機能があります。

目的地が同じであったり、方向が同じ人と一緒に相乗りするサービスです。

途中で他の人をピックアップするため時間がかかる場合もありますが、値段はぐっと安くなります。(GO使用時より1/2から1/3の値段)

時間がある時は、UberPOOLを選んで値段を抑えたり、急いでいるときはUberGOで目的地まで直行したりと、時間とお財布との兼ね合いで選べるんです。

5,インドの文化が垣間見える

photo by Uber

Uberは上記のように多くのメリットがありますが、さらにもうひとつ。

それは、日本のタクシーとは違って、ドライバーの個性が出るところです。

ボリウッドミュージックが流れている車では、運転に集中して!と思うくらいドライバーがノリノリだったり。車の中に置いてある神々の置物が、人それぞれで違ったり。
「この前はシヴァ神の置物があったけど、今回はガネーシャの置物だな」など毎回チェックしてしまいます。

少し運転が荒い人もいますが、それもインド人の運転だと思えば楽しめます。
降りる時に「ダンニャワード(ありがとう)」と言葉をかけると、この上ないスマイルを見せてくれることも。

 

だれでも、どこでも、いつでも、を可能にするUber。Uberを一度使えば、あなたもその魅力に気づくはず!
インドに来る際は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

 

参考
UBER.com
techcrunch