これを観れば、インドを100倍好きになる!!
一番好きな映画!!!
By Miraist代表 関野光剛

この言葉がきっかけとなり、先週末にMiraistのメンバーで、
インド映画『きっと、うまくいく』(原題:3 idiots)の鑑賞会を開きました!

みなさんはこの映画をご存知でしょうか?

今回は、『きっと、うまくいく』のレビューも兼ねて、この映画の魅力をご紹介します。
観たことない方もいると思い、ネタバレがない程度に内容は抑えてあります。観たことある方は内容を思い出しながら読んでみて下さい!

インドアカデミー賞を総ナメ、スピルバーグも絶賛!

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『きっと、うまくいく』は2009年に製作された、ラージクマール・ヒラニ監督が手がけた映画。

2010年インドアカデミー賞では、作品賞をはじめとして監督賞など16部門を受賞し、映画大国インドで歴代興行収入ナンバー1を記録したことでも、世界から注目を浴びました。

あのスピルバーグ監督は「3回も観るほど大好きだ」と絶賛し、あのブラッド・ピットも「心震えた」と称すほど。
世界を虜にしたこの映画、どんな内容なのでしょうか。

ただのコメディではない!

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【あらすじ】

日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。

エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。

抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。

Amazon.comより引用

普通のコメディかと思いきや、インドの激しい学歴社会や、それによって引き起こされる若者の自殺といった社会問題も取り上げており、現代社会に対する風刺が折り込まれています。

これは日本の教育とも重なるところがありましたね。
中国で大ヒットしたのも、教育で重圧を感じている人が多く、共感する人が多かったからだそうです。”大学時代の親友3人が巻き起こす、笑いあり涙ありの感動エンターテイメント”であると同時に、インド社会を垣間見ることができます。

これぞボリウッド!とにかく踊る!

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インド映画といえば、やっぱりダンス。『きっと、うまくいく』でも踊りのシーンは、かなり長いんです!

思わず主人公たちと一緒に踊りたくなってしまうような振り付け。
そして、頭に残って離れない独特なメロディが特徴です。

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彼らのように口笛を吹きたかったのですが、Miraistメンバーは誰一人吹けず…。

2回目を観るまで、要練習です。

主演のアーミル・カーンの役者魂!

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インドでは絶大な人気を誇っている演技派俳優、アーミル・カーン。

撮影当時、45歳だった彼。この歳で大学生役を演じきった彼には圧巻です。

どんな役でも演じる”ミスター・パーフェクト”として知られるアーミル・カーンですが、この役作りのために身体を絞らねばならず、自分の誕生日ケーキすら食べなかったんだとか。
牛乳とバナナ数本で生活していた時もあったようです。さすがですね!

忘れられない鑑賞後の爽快感!

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展開のスピードが早く、とにかく面白いのでどんどん話に引き込まれます。
伏線がすべて回収される170分はあっという間で、まったく長いと感じません。

世界中で上映され、今も人気を誇っているわけがわかりました。

この映画を観て、インドのことが100倍好きになりました!次はあなたの番です。

『きっと、うまくいく』、ぜひ観て下さい!