こんにちは!Miraist 編集部です。
「海外就職はしたいけれど、どの国が自分に合っているかわからない」
そんなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
海外就職といっても国によって求人やVISAの基準などに様々な相違点があります。
今回は、インド就職とタイ就職を比較してみようと思います!
在留邦人数
インドの在留邦人数は約9000人であるのに対し、タイは約7万人!7~8倍も違いますね。
ジェトロの調査によると、タイに進出している企業は5000社を越え、インドに進出している企業数に比べるとやはり多いです。ちなみにインドに進出している企業は約1400社です。
タイは日本人が多く整備された環境なので安心して過ごすことができます。それに対し、インドはまだまだタイに比べると日本人が少ないためタフな環境ではありますが、その分日本人の優位性を活かしてお仕事をすることが可能です。
VISAと現地採用の収入比較
タイ、インドで就労する場合、最低賃金が決まっています。
タイで現地採用として働く場合のお給料は月収5万バーツ(約16.5万円)以上である必要があります。タイで就労するには、2つの書類が必須です。ひとつは、ワークパーミッドという労働省が発行する労働許可証。それに加え、ノンイミグラントビザ・カテゴリーBというビジネスビザを取得する必要があります。
インド就職に必要な就労ビザの条件は、年収の最低基準が1,625,000インドルピー(約260万円)であるので、月収で換算すると約23-25万円です。
求人に関して
タイは業界に関わらず、日系企業や日系市場に向けた営業職が多くを占めています。近年、タイに進出している日系企業は、タイ周辺のアジア諸国に拠点を増やす傾向にあり、タイから周辺諸国の支店を管理する仕事も多いようです。近年はIT系の企業も進出しており、それにともなってITエンジニアの求人も増えてきています。
インドは、製造業や商社に加え、通信・コンサルティング・不動産・会計事務所など業種は多岐に渡ります。求人は主に営業職・カスタマーサポート職・バックオフィスが多くを占めています。
インドとタイの求人条件で違う点としては、タイはインドよりも挨拶~日常会話レベルで就業可能な求人が多いことがあげられます。というのも、タイは準公用語として英語は定められていませんが、インドでは英語は準公用語として教育カリキュラムにも組み込まれているからです。
インドとタイの生活比較
インドとタイは日本と比べてともに物価は安いです。タイ、特にバンコクにはショッピングモールやマーケットが多くあり、外食・日本食もリーズナブルなお値段で食べれます。日本食レストランは他の東南アジア諸国の都市と比べて圧倒的に多く、日本食が恋しくなってもいつでも美味しい日本食を食べることができます。
その一方で、インドでは外食や日本食を食べる際は多少お金がかかります。ですが、インド料理は比較的安い値段で食べられます。インド料理と一口に言っても、北インド料理と南インド料理で違いますので、色々な料理にチャレンジできます!
観光に行きたい際は、タイからだと東南アジア諸国へのアクセスが良いです。タイのバンコクはアジアのハブでもあるため、様々なところに行くことができます。インドからは東南アジア諸国だけでなく、中央アジアやヨーロッパ、アフリカにも比較的行きやすいのが特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
インドで就職するのも、タイで就職するのも、それぞれの良さがあります。
海外就職をするにあたって、あなた自身がどのような環境で、どのようなキャリアを積んでいきたいか。どの国が自分の志向性に合うのかを検討する必要があります。そのひとつの手助けになれば幸いです。
インド就職にご興味がある方は、Miraistにお気軽にお問い合わせ下さい!