こんにちは!Miraist 編集部です。

アジア就職を検討されている方で「どこの国が自分と合っているのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

一概にアジアとは言えど、それぞれの国で特徴は様々です。

今回は、東南アジア屈指の親日国であるインドネシアとインドを比較してみました!

日系企業進出数と在留邦人数

ジェトロの調査によると、インドネシアに進出している企業は約1,500社で、インドに進出している企業は約1400社とさほど違いはありません。(2019年7月時点)

ですが、インドの在留邦人数は約9,000人であるのに対し、インドネシアは約2万人2倍以上も違います!

インドネシアは在留邦人が多い分、インフラ面が整っている事もあり安心して暮らせるというメリットがありますが、インドは日本人が少ない分、ポジティブに捉えると貴重なチャンスであり日本人の希少価値が高いと言えるでしょう。

求人に関して

インドネシアでの求人の特徴としては、首都のジャカルタとリゾート地のバリ島では大きく業種が違います。

首都であるジャカルタでは、製造業関係を中心に幅広い業界の求人があります。製造業の中でも自動車関連が最も多く、電気機器、食品メーカー等も進出しています。一方で、観光地として有名なバリ島では、観光業、飲食業がメインとなっています。

インドネシアでの職種は、インドと同様に営業が多くを占め、次に多いのは生産管理等の技術職、ITエンジニア、事務職、カスタマーサポート、接客業となっています。

インドも、メインの製造業に加え、商社(総合・専門)・通信・コンサルティング・不動産・会計事務所など業種は多岐に渡ります。職種は主に営業職・バックオフィスが多くを占めています。

現地採用の収入比較

インド就職に必要な就労ビザの条件は、が1,625,000インドルピー(約260万円〜)であるので、月収は約22〜23万円です。

それに対し、インドネシアのVISA発給基準は月収約18万円です。

VISA取得に関して

主にインドネシア就労ビザを取得できる方の条件は下記の2点と言われています。

  • 短大卒(専門学校卒でもOKの場合も)
  • 5年以上の職歴 

ですが、未だ定義が曖昧でありVISA取得はそこまで難易度は高くないようです。

現時点でインドは、そのような条件が設けられていないだけで、今後は規制が厳しくなる可能性があるので注意が必要です。

ダイバーシティ溢れる環境

インドネシアは17,000余りの島々から構成される世界最大の群島国家。多様性に溢れており、330以上の民族、多彩な宗教、風俗習慣に触れることができます。

一方、インドは日本の約8.7倍を誇る面積。「15マイルごとに方言が変わり、25マイルごとにカレーの味が変わる。100マイル行けば言葉が変わる。」と言われるほど、様々な言語が存在しています。公用語(連邦公用語)として定められているのはヒンディー語ですが、インド憲法では22の指定言語が定められており、インド全域では約2000の方言があると言われています。

ダイバーシティ溢れる環境で働くことができるのは、インド就職・インドネシア就職の共通の魅力だと思います。

まとめ

今回はインド就職とインドネシア就職を比較しました!

インドもインドネシアもそれぞれ魅力があります。

海外就職をするにあたって、あなた自身がどのような環境で、どのようなキャリアを積んでいきたいか。どの国が自分の志向性に合うのかを検討する必要があります。その際この記事が参考になれば幸いです。