「インド就職する為には何が求められるのだろう?」
「インド就職を成功させる為には何が必要なの?」

と考える方は多いのではないでしょうか。

今回は、インド就職を成功に導くための「三種の神器」についてご説明します!

インド就職を成功に導くには…?

インド就職・転職を成功に導くための「三種の神器」はズバリ!

  • 英語力
  • 経験
  • 覚悟
三種の神器

 

この3つのバランスがインド就職・転職を成功させる為に大事なポイントとなります。言い換えると、自信がない部分があるとしても補うことが可能ということです!

ではどうしてこの3つが大事なのか。詳しく見ていきましょう。

1,英語力

意外と知られていませんが、インドはアメリカに次いで世界第2位のEnglish Speaker人口を誇る国です。
従って、
ビジネスで関わる現地のインド人とのコミュニケーションは基本「英語」になります。

日系企業では、上司やクライアントが日本人のケースが多く、職種によってはそこまで英語力を求められないケースもありますが、日系クライアント開拓を目的とする外資・ローカル企業では、ビジネスレベルの英語力が必須になります。

英語力が現時点であまり自信がない方でもチャレンジできる求人もありますが、間違いなく英語力次第で応募できる求人の選択肢は広がってきます。

2,経験

企業はインドで即戦力になる人物を求めています。

即戦力の定義は企業によって異なりますが、今までの実務経験・専門スキルはインド就職・転職を進める中で、強い武器になり得るでしょう。

求人の中ではもちろん「未経験可」「新卒可」という条件がないものも多数ありますが、数年の実務経験があるなら該当する求人は増えてきます。

ではインド就職・転職活動中に高い評価を得やすい経験・スキルの例はどのようなものでしょうか。

 インド就職で高い評価を得やすい経験・スキルの例

社会人経験

ビジネスマナー・スキルというのは一朝一夕で身につくものではないので、「社会人経験数年」といった条件がある求人も多くなっています。

営業経験

インドにおける求人の募集ポジションは多様化していますが、その中でも営業職の引き合いは強いです。ですので営業ポジションを志望する場合、日本での営業経験は、インド就職・転職活動を進める中で大きな強みとなるでしょう。

PCスキル・事務経験

営業職の次に多くなっている募集ポジションとして、総務などのバックオフィス系ポジションがあげられます。業務の中で必要とされるExcelやWord、PowerPointのスキルや事務経験は企業からも高評価に映るでしょう。

専門の知識や技術

他人に負けない何かしらの専門的知識や技術も大きな武器となり得ます。その分野での転職なら、知識や技術があると即戦力になると判断されるでしょう。

インドや他国での就業・留学経験

インドでの就業経験に勝るものはないですが、他国での就業経験や海外への留学経験も日本以外の環境へ柔軟に対応できると判断され、企業にも好印象を与えることができるでしょう。

3,覚悟

インド就職への動機であったり、インドで働く覚悟・意思は面接の中でも必ず確認されます。

「何故インドなのか?」

この理由は明確に伝えられるようにしておいた方がいいでしょう。

またインドでの生活は、習慣の違い、食べ物の違いなど、日本での生活と比べるとハードシップを伴う部分も未だ多くあるので、インドで生活する覚悟も必要になります。

そういった視点からも企業は、「インドへの順応性があるか」について質問をすることが多いです。一度でもインドに訪れた経験がある方は、企業側からしても「実際にインドを見た上での強い覚悟がある」と高評価に映ります。

インド渡航後に「イメージしてた生活と違う…」とならない為にも、可能であれば、一度自分の足でインドを訪れ、生活環境などを事前に調べることをおすすめします!

過去事例から見てみる

「英語力・経験・覚悟」のバランスが大事!と言えども、想像するのは難しいと思いますので、過去の事例を参考に見てみましょう。

30代前半・女性Aさん(物流サービス / 事務作業)

「とにかく大好きなインドで働きたい!」

 

英語力:日常会話レベル
海外就業経験:無
インド渡航歴:有(旅行にて5回ほど)

Aさんの場合、海外就業経験はなく英語力も日常会話レベルでした。しかし、インドを何度も自分の目で見たことがあり、「インドで長期的に働きたい!」という熱意が評価され、インド転職を成功されました。

20代後半・男性Bさん(不動産 / 営業)

「インドでグローバルな人材になる!」

 

英語力:日常会話レベル
海外就業経験:無
インド渡航歴:無

Bさんの場合、英語力は日常会話レベルでインド渡航歴もなかったものの、今まで日本で培ってきた営業スキルと人柄、また「働きながら英語をキャッチアップしていきます!」という意気込みが評価され、無事にインド転職を成功されました。

50代・女性Cさん(製造業 / 通訳・翻訳ポジション)

「第二の人生をインドで歩みたい!」

 

英語力:ビジネスレベル
海外就業経験:有(アメリカ・フランス等)
インド渡航歴:無

Cさんはお子様の独立を機にインド転職を決意されました。インドへの知見はあまりないものの、今までの経歴と英語力を武器にインド転職を成功されました。

 

上記は一部の例ですが、個々の強みを生かしてインド就職・転職を成功されている方はたくさんいます。

他にもインド転職の意思をアピールするため、面接時にインドまで渡航された方などもいらっしゃいました。

まとめ

今回はインド就職・転職活動を成功に導く為の「英語力 ・経験 ・覚悟」について説明しました。

1つ1つも大切ですが、3つを合わせたバランスが極めて重要となってきます。
繰り返しますが、どこかが欠けていても補うことが可能ということです!

インド就職・転職は人生の大きな決断。出来る限りの準備をし、万全の態勢で臨めるようこの記事がお役に立てれば幸いです。